「peg.」の名前の由来ってなんなの?って方もいるかと思います。
オープン当初僕はこんなことを考えていました。
名前決めるのってめっちゃむずかしい…
なんでもいいけどなんでもよくない…
悩み抜いた結果この名前になりました
ペグってご存知の方多いと思いますが、テント張る時に使うあれです。ロングトレイルを歩く中で、そこに関係ある名前にしたいなって思っていました。
ペグってあんなに小さいものでテントが張れて快適な夜を過ごすことができる道具。かといってペグ一本だけではなかなか意味をなさない。
話は飛躍してしまうかもしれないけど、人は皆「拠り所」という名の見えないペグを打ち付けていないだろうか。と思うわけです。家族・職場・友人・山・海・お気に入りのカフェ・いつも散歩に行く公園・一人になりたい河川敷、それは人によって千差万別。
僕でいうなら、家族・友人・職場・ロングトレイル・旅・Podcast。
拠り所は多ければ多いほうがいいと思います。テントを立てるときも4本ぐらいぺぐがあればテントは立てられるかもしれません。でも10本のペグを使えば雨風に吹かれても補機飛ばされないテントが張れるわけです。それと同じように見えないペグの数は、趣味や場所、そして関わる人の数と比例するんじゃないかなと思います。
僕が暮らす大阪という都会は、便利なものがあふれ人々の生活は豊かになったという人がいるかもしれません。本当にそうなのか?と思うわけです。住んでいるアパートの隣の住人の名前もわからない。関わる人は職場や家族が中心になり、たくさん人がいるのに孤独感みたいなものを感じる瞬間もあります。
人生を豊かに生きていく為に重要なことの一つは「人との関わり」だと思っています。
peg.という場所が飲食店という垣根を越えて、そこに集う人達の拠り所になりたい。 「とりあえずここにペグさしとくか」 ぐらいの感覚で遊びに来てもらえたら最高です。
ほんで、何屋やねん?って話ですが 当てはまる言葉がなかなかないんです。 一般的に言えば「cafe & bar」ですが 恐らくこの空間は想像を超える広がりを見せる気がしています。 今、僕の思い浮かぶこの場所のキーワードを幾つか挙げておきます。
まぁようするに、楽しそうなことをやれる方法でやっていきたい。
そして、大人が楽しそうに生きる場所でありたい。楽しそうに生きている大人を見て、子供達は「早く大人になりたい!」と思える気がしています。やりたい事がない。未来に希望が持てないというような若い世代に、口うるさく何かを伝えるよりかは、ただ楽しく過ごしてる姿を見せる事が、次の世代に夢や希望を与えられる気がしています。
「そんなことをオープン当初考えていました。