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空想vol.1 peg.farm
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空想vol.1peg.farm
空を想う「空想」シリーズ
移転後のpeg.がこんな場所になればいいなを綴っていこうと思います。
最近、土に触れてますか?
農家をやっている人
家庭菜園をやってる人
山で泥だらけになって遊んでる人
そんな人は普段、土に触れる機会は多いと思う
でも、ほとんどの人が土に触れる機会が減っているはず
ありがたいことに
僕は、定期的に友達の農家を手伝いに行く機会がある
とはいえ、年に数回
もう少しそんな回数が増えたらいいな
僕一人じゃなくてみんなでやれればもっといい
みんなで育てて旬をみんなで分かち合う
そんなことを思う中で今考えていることは
「peg.farm」をやること
店として農園を持つことを空想していこうと思います。

大阪の都会で店を運営する中で農園を持つには解決しないといけないことがいくつかある。
- 店の近くに農地がない
- 一人では出来ない
(僕がずっと大阪にいないので…) - 経験と知識が無さすぎる
パッと思いつくのはこんなところ
出来ない言い訳を並べてやらない選択を取るのは誰でもできること
出来る方法を探してやる選択をしていきたい
解決方法はあるはず
- 店の近くに農地がない
→郊外で探せばいい - 一人では出来ない
→みんなでやればいい - 経験と知識が無さすぎる
→農家さんと一緒にやればいい
ざっとこんなところだろうか
数年前から手伝ってるslow farmの佐伯さんが、僕の「出来ない」部分をカバーしてくれるような気がしてきた。
slow farmは京都の南丹市で脱サラして自然栽培の農家をしている友達。知り合ったのは、僕がやっている「世界の歩き方」というPodcastのオフ会に参加してくれたのがきっかけ。
そんな出会いで年に数回お手伝いにいくようになった

農地にいくといつも思うことは
一人でやるには広すぎる農地。彼は「大規模家庭菜園」と苦笑いをしているが、素人の僕が見ても手が回っていない感が否めない。
今までやらせてもらった手伝いは
・間引き
・草引き
・ハウスの設置
・ハウスの解体
単純に人手があれば、たとえ素人でも作業が格段に早くなる
農家さんは人を雇う余裕があるわけではない
年に数回程度の作業なら僕たちは楽しんで作業が出来る
農家は助かり
僕たちは楽しむ
どちらも得るものがある時間は豊かさそのものじゃないかと思う
一人では出来ないこと
一人では大変な作業も
誰かとなら楽しくいい時間になる

ここからは空想を越えた妄想の世界
peg.として農地を借りることになり、peg.に来てくれる人の中で一緒に作業をしたい人を募り、活動を続けていくための資金として、月額か年会費を支払ってもらう。その料金をレンタル料と運営費として使う。
実際に農地に行けるのは月に数回だと思う。それ以外の時間は佐伯さんに面倒を見てもらう。
農地に行ったとき、作業が終わったらslow farmの手伝いをする。毎回何人が農地に行けるかはわからないけど、peg.farmは大規模に借りるわけではない。家庭菜園の少し拡大版がちょうどいい気がする。
いつも面倒見てくれてありがとう!という「感謝」の気持ちを農作業としてお返しする。そして、収穫の時はみんなで行って収穫した野菜をその場で食べたり、持って帰ってご飯を作ったり、そんな話がpeg.で盛り上がって行けば、「私も一回行ってみようかな」にならないだろうか。
そして、定期的にslow farmの直売所としてpeg.を機能させていく。月額・年会費を払っていない人でも、そこで野菜を買うことができる。直売所だから、スーパーとそんなに変わらない価格で自然栽培の野菜が手に入る。
生産者本人と会話し彼の個性を知った人は、京都の少し離れたslow farmが少し身近に感じるはず。ハイキングや山登りなどアウトドア以外の人たちが面白がってくれれば最高だなと思う。気がつけば子供達が畑を走り回ってる姿が見れたら…
最高じゃないですか?
みんなで育てたものを食べ
都会で感じづらい季節や旬を感じて
気がつけば関わる人たちが友達になっていく
最高です!!
頭の中でそんなことを考えています。
2025/6/19 清田 勝

slow farmの佐伯さん